2013年10月14日月曜日

(((おんがく目レキシ科))) ハワイアン音楽① ~清水さんからのお手紙~

その三 ヒルビリースライドギター で呼びかけたSさんこと清水さんから、ハワイアン音楽についてとっても興味深いお話が届きました!いぇーい!!
ということで、今回は清水さんからの素敵なお手紙をアップします。
(動画は私アップなので、、ちょっとずれてたらごめんなさい)

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夢の国ハワイ
はじめに
私がハワイに初めて行ったのは1987年の事。
まだワイキキに建ち並ぶホテルのプールサイドで沖縄のヒットソングなどが演奏される前の事。「アメカジ」「サーフィン」「スケートボード」に夢中だった当時の私には、ハワイはパラダイスだった。
19924ヶ月間のサーフィン留学をする事となる。これはもちろん名ばかりで毎日遊ぶがテーマ。そして少しだけ砂糖黍畑や果樹園で120ドル稼ぐ為にバイトをする日々だった。
合わせて10回程ハワイには行った。こんなにもハワイが好きだったのに、ハワイの音楽など全く興味をもたなかった事を後に後悔する事となる・・・。

 90年代後半あたりから毎日のように通うエアガレージでは2002年頃、高田漣先生のウクレレ教室がスタートしていた。
時同じ頃、私はなぜか1本のスティール・ギターを手に入れた。格安だった事もあり、弦も張っていない物だった。「確かエアガレージにスティール・ギターの弦が1セットだけ売っていたはずだ!」と思い出し、私はエアガレージに走った。
店長とそのスティールで遊んでいると店長が「そうだ清水君!漣君にスティール教室頼んでみようか!」と言うのが、スティール・ギター教室が始まる歴史の一歩となる。
漣先生の演奏をこの目で見た日からスティール・ギターに“ゾッコン”してしまう。

 後悔、ハワイに数回行き楽器屋へ行ったのはわずか1回だけ。
後悔、ハワイでハワイの音楽をちゃんと聴いたのはゼロ。
スティールを弾き出してから後悔した事は言うまでもない。

  
「ハワイの音楽」
マルケサス諸島からポリネシア人がハワイ諸島に入ったのが500年頃と言われています。
祭事に詠歌するのが「オリ」(OLIこれは祝詞を詠唱するようなものだったそうです。
それにもう少しメロディーをつけて唄うのが「メレ」(MELE
オリやメレと共に手付き、身振り舞のように詠歌を伝えたのが「フラ」(HULA)です。

※ちなみに当時はオリもメラもフラも男性のものだったそうです。
フラと共に興じられた詠唱が「メラフラ」(MELE HULA)です。
ハワイアンを聴いていて「なんでファルセットなんだろう?」と思った事ないですか?
これはどうやらファルセットの裏声で遠くの海や森まで詠歌を響かせる為だったそうです。

OLI ALOHA

MELE

MELE HULA



「ハワイの古楽器」
さてウクレレやスティール・ギターの演奏が入る前は一体どんな音楽だったのでしょうか?
オリ・メレは打楽器と笛などの伴奏がともなう事が多いそうです。
ハワイらしく楽器は木や石など使う事が多く、骨製も多いとの事です。
太鼓はココナッツの木にシャークスキンを張って作るのが「Pahu」(パフ)
大きいひょうたんを使った鼓 「ipu」(イプ)
石のカスタネット 「ili ili」(イリ・イリ)
竹の筒打ち 「ka'eke'eke」(カ・エケ・エケ)
鼻笛 「Ohe Hano Ihu」(オヘ・ハノ・イフ)などなどです。

Pafu Drum
 Ipu


Ili Ili

ka'eke'eke

Ohe Hano Ihu (ゆる~い説明長いです。そして結局???のオチが良かったです)

つづく
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はい。今日はここまでにします! 続きは近日アップしまーす!
そうそう。高田漣さんのレッスンにご興味を持たれた方はエアガレージまでご連絡下さいね!

おぐ

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